自動車保険の特約で損していませんか?

特約の内容、ちゃんと確認していますか?

いま、自動車保険に加入されている方の中には、カーディーラーに勧められるままに、特約の内容をあまり把握せずに加入したいう方も多いのではないかと思います。

実は、自動車保険の特約のなかには、他の損害保険と補償範囲が重複するものがあります。
損害保険で補償される金額は、損害に対する実際の損害額分までですので、補償が重複している場合には保険料の無駄となる事が多いのです。

お子さまがいらっしゃる方におすすめの特約

小学生や中学生のお子様をお持ちのご家族で付加しておきたい特約として、個人賠償責任特約があります。

この特約の保障範囲は契約者だけでなく、同居する家族や別の場所にお住まいの未婚のお子さままでとかなり広く、日常生活の事故により他人にけがをさせたり、他人の財物に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる特約となっています。

近年では、任意とはいえ小学校や中学校に入学すると同時にお子さまの傷害保険に加入される方が多いですが、その中に先に述べた個人賠償責任特約と同じ内容のものが含まれているケースがほとんどです。

この特約の保険料は少額ですが、冒頭でも述べたように損害保険は実際の損害額以上に保険金が支払われる事がありませんので、保険の重複は保険料の無駄だといえます。
保険料や補償内容を比較して、保険料が無駄にならないように確認しておきましょう。

最近よく付けられているのは弁護士費用特約

最近の契約で付加される方が増えている特約が、弁護士費用特約というものです。

この弁護士費用特約とは、人身被害事故や物損被害事故に遭った時の相手方に対して、損害賠償請求を行う時に生じる弁護士費用や法律相談をする時の費用などを保険会社に請求できるという特約です。

もらい事故で契約者自身に過失が無い場合には、加入している保険会社では示談交渉を行う事が出来ません。
そのため、契約している保険会社を通したり、ご自身で弁護士に委任したりして損害賠償請求を行う事になるのです。

近年、盗難車や任意保険に加入していない車からもらってしまう事故は増えていることもあり、付加しておきたい特約となっているようです。

他にもいろいろな特約が

既に多くの方がご存じの、運転者限定特約や運転者の年齢条件の特約も、必要に応じて付加しておきたいものです。
運転者を限定することで保険料を抑える事が出来ますので、場合に応じて配偶者限定や家族限定といった制限を付けておきましょう。
年齢条件については、ネットで契約が出来る保険会社と面談で契約を行う保険会社では条件が変わってきますので、運転する可能性がある最年少の方の年齢で、保険会社ごとに比較してみても良いかもしれませんね。

この他にも、自動車保険という名前にとらわれない数多くの特約があります。
これらの内容を細かく見ていく事で、保険料と補償内容のバランスを上手にとってみてください。

この機会に一度、加入されている保険証券を確認してみることをおすすめします。

この記事を書いた人

吉野 裕一(ファイナンシャル・プランナー)
  • 2004年12月 2級FP技能士取得
  • 2006年 5月 二種外務員資格取得
  • 2006年 9月 DCプランナー2級取得
  • 2007年 4月 FP事務所MoneySmith設立

29歳の時に、住宅取得を意識し、資産運用に関心を持った事でファイナンシャル・プランナーという資格を知り、一念発起で2004年にFP資格取得。
総括的なアドバイスが出来るファイナンシャル・プランナーをモットーとして、相談される方にとってベストなアドバイスを行っています。