3分で理解する。人身傷害補償保険

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同乗者のための保険

人身傷害補償保険は、運転者ご自身や自動車保険を契約しているお車に搭乗されていた方が、自動車事故で死亡したり、後遺障害や傷害を負った場合に保険金が支払われるものです。

特徴として搭乗中だけでなく、ご自身やご家族が歩行中や自転車に乗っている際に自動車事故にあった場合も補償の対象となります。
ただし、保険会社によっては搭乗中のみ補償として、保険料を抑えられる場合があります。
補償の範囲はケガや後遺障害における治療費や通院費、働けないことによる休業損害、精神的損害、将来の介護費用、死亡の場合は葬儀費用や逸失利益、本人および遺族の精神的損害などが含まれます。

通常、事故の相手方がいる場合には、賠償額について示談交渉が行われ、過失割合が決定されます。
たとえば、損害額が1000万円だったとして、相手のスピード違反とあなたの前方不注意が認められ、過失割合が70%、30%だったとします。
すると、実際の損害は1000万円生じていても、相手からは700万円しか受け取れません。
この点、人身傷害補償保険に加入していれば、あなたの過失割合に関わりなく、しかも、示談交渉を待たずに1000万円の支払いを加入している保険会社から受けられることになります。
ご自身や搭乗者を補償するものとしては搭乗者傷害保険もあります。

これは損害の確定を待たず、あらかじめ部位と症状によって決められた金額がスピーディーに支払われるものです。
人身傷害補償保険では治療費や休業損害がいくらかを確認する必要があるので、治療が終わる、退院するなどを待たないと損害額が確定できず、支払いができません。
搭乗者傷害保険との違いは、搭乗者傷害が少額ながら直ぐに治療費に充てられるのに対し、人身傷害補償保険は支払いは少し遅くなるもの幅広い損害をしっかり補償してくれることにあります。

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