3分で理解する。搭乗者傷害保険

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搭乗者傷害保険は、自動車保険を契約している車の搭乗者(運転者を含む)が、死亡や後遺障害、ケガを負った場合に、予め定められた保険金額が支払われる補償です。

たとえば、かりに保険金額を1000万円に設定していた場合、自動車事故により180日以内に死亡すると保険金額全額の1000万円が支払われ、後遺障害の場合にはその程度に応じて保険金額1000万円の4%から100%が支払われます。

ケガの場合の支払いも特徴があり、部位・症状別払いというのを採用しています。
これは5日以上の入院または通院があった場合に、部位と症状の診断により、5万円から100万円の定額が支払われるものです。
たとえば、頭部の打撲なら5万円、頭蓋骨の内出血なら85万円、腕の骨折なら30万円という風に決められています。
お医者さんの診断が出れば直ぐに支払いを受けることができます。

なお、入院や通院日数が4日以下の場合は、一律1万円の定額払いとなります。
人身傷害補償保険との違いは、被害者ごとに損害を求めることなく、一律に決められた額を支払うという点です。
人身傷害補償保険では、ケガの場合なら定額ではなく、実際にかかった治療費が支払われます。
また、休業損害や精神的な慰謝料、逸失利益など、その人の年齢や地位などに応じて、1人1人損害が認定され賠償額が決まります。
そのため、損害の認定までに時間を要し、支払時期が遅くなってしまうのがデメリットです。
これに対して搭乗者傷害保険では、死亡や後遺障害、ケガの部位や症状が同じなら、決められた保険金額を支払うので、支払いがスピーディーで突然の治療費の出費に役立てることができるのがメリットと言えるでしょう。

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